簡単な食育の取り入れ方としては、やはり毎日の食事に、手作りの物を並べることでしょう。私たち日本人の食べ方に問題があるのです。栄養が足りないわけではありません。高度経済成長期まで、私たち日本人は、しっかり主食に穀類を。大豆製品、魚介類、海草類、野菜を食べてきました。それが西洋食が急に普及し、カラダがタンパク質、動物性脂肪、糖分による過剰摂取に変わった食生活についていけず、アレルギーやアトピー、そして生活習慣病にまでつながったと言われています。これは服部幸應先生(食育推進の第一人者である)が、常々言っていたことなのですが、手作りと中食のものを組み合わせて食事作り、全てを手作りにしようと思わないようにしてみましょうということです。ですので手作りにすべてをする必要はありません 。
食生活において、具体的にいうと、どうしたことに気をつけていればいいのでしょうか。できるだけ国内産のもの、旬の食べ物を (四季のある日本においては、季節の食べ物を食すことが健康の素でなのす。)根っこや皮まで食べられるものは、全て大切に食べる(これは有機野菜などの安全な食品の場合です。皮などの栄養成分が最近注目されています。)ポイントは主食と海藻と野菜を多く、肉類は少なめにした、穀類5:野菜・海草3:動物性タンパク質1というような割合で 。糖分や油脂は控えめにして、米・砂糖・塩などの未精製食品を使う。ビタミンやミネラルそしてその他の栄養価が高いぬか漬け、みそ、納豆、ヨーグルトなどの乾物や醗酵食品、乳酸菌やカルシウムなどの栄養価が高い伝統素材を食べること。
添加物や農薬などをチェックして、できるだけ化学物質は避けることです。ぜひ食育推進のために取り入れていただきたいのことが「一汁一菜」を取り入れることであります。一汁では、お味噌汁やスープ。顆粒ダシが最近では主流ですが、大変そうになんだか思われるかもしれませんが、意外とやってみると簡単に取り入れることが出来るのです。5分~10分が実際の調理時間ですので、そこまで負担になりませんね。
出られている方であれば、お勤めは、朝出かける前や夜寝る前に水をお鍋にはって、そこに昆布を入れておくだけでいいのです。昆布のエキスが帰って来た時には、充分お水に溶け出ているので、これを後は火にかけ、好きな具材をなんでも適当に入れて、お味噌でとけばできあがりです。一菜では、例えばレタスをちぎって、トマトを切って、ドレッシングでただ和えただけのサラダを作るだけことでも食育に効果的なのです。日々の食卓にこのような形で、手作りのものを少しでも取り入れるようにすることで、子どもたちが、お母さんが作ってくれたものを食べたという経験を積んで食育になるです。